わりと最近になってから、母から電話で、北海道在住の伯母(母の姉)と叔父(母の弟)に、父が亡くなったことを知らせました。
みんな高齢だし、遠くて大変なので、あえて葬儀のときは知らせなかったんです。
叔父のところは、叔母(叔父の妻)が出たそうですが、どちらにも、お互い大変だから香典はいらないからねと伝えたにも関わらず、伯母ばかりか、その息子二人からも相次いで香典が届きました。
叔父のところは承知してくれたようだったんですが。
仕方がないので(?)伯母たちには、お彼岸に花を送ってくれた父方の叔父とともに、香典返し代わりのお歳暮を贈ることにしました。
普段、親戚とそういうやり取りはしていないんですが、今回は特別です。
とはいえ、それらの手配は私がしないといけないので、正直めんどくさいなあと思っていました。
ところで、伯母は穏やかな人なんですが、叔母(叔父の妻)にだけは当たりが厳しいんです。
多分、昔叔母が、祖母に対してひどい態度を取ったことが原因なんだと思いますが。
それで、これは想像ですが、伯母が叔父のところに「うちは香典を送ったけど、おたくは? えっ、送ってないの?」というような電話をしたんじゃないでしょうか。
なぜなら、今になって叔父から、これから香典を送るという電話があったんですよ。
ええと、つまりお歳暮を5つ贈らなくちゃならないってことですね?
私が手配してね?
もちろん、気持ちはありがたいですけど、香典をもらわなければお歳暮も贈らなくていいわけで…
しかももらったからには、今後相手方に不幸があった場合、必然的にこちらも香典を送らなくちゃいけないってことですよね。
もらって返してもらって返してもらって返して…
って、なんかムダじゃないですか?
こんなふうに考えるのは非常識でしょうかね?
それにしても、伯母も叔父もみんな高齢になって耳も遠くなったので、電話で話すのも大変です。
叔父から電話が来たとき、母に取り次いだんですが、二人ともよく聞こえなくて、要件を聞くために、再び母から私に変わって叔父と話したんですが、もごもごしていて聞き取りにくくて…
叔父と最後に会ったのは30年以上前で、その頃はしゃきっとしていましたが、つくづく月日は流れたなあと思います。